新郎新婦のおふたりがお色直し入場のため
いちど会場をあとにする『中座』
わたしたちの会場では
その中座の瞬間に
おふたりの大切な誰かと一緒に歩いてもらうというご提案をしています
一緒に歩く方は それぞれです
子供の頃よく遊んだお兄ちゃん お姉ちゃん
おじいちゃん おばあちゃん
お父さん お母さん
また 高校時代にお世話になった担任の先生
司会者からの
『 一緒に歩きたいのはどなたですか? 』の一言で
新郎新婦のおふたりがそれぞれ、マイクをとおしてその方のお名前をよびます
以前 心があったかくなる瞬間がありました
その新郎さまは お母さまを中座のお相手に選びました
『 母さん! 』
その瞬間 お母さまはびっくり
それでも、
嬉しさと照れくささを隠しきれないまま
前へ出てきてくださりました
そのときに、司会者がこうきいたんです
『 新郎の〇〇さんに伝えたいことはなんですか 』
すると
『 幸せになってほしいです。』
そう返ってきました
ありふれたシンプルな言葉です
でも、 そのあと手で口元を押さえながら 何度もおっしゃったんです
『 ただそれだけです。 それだけ・・・。』
その言葉に とっても強い想いがつまっているんだろうなと感じました
ただ ほんとうにそれだけなんだと思います
親が子に願うことは
『 どうか幸せになってほしい。』 ただ、 ほんとうにそれだけなんですね。
ラピスアジュール 馬場
静岡県静岡市の結婚式場・ゲストハウス
ラピスアジュール