ラピスアジュールスタッフブログをご覧頂きましてありがとうございます。
本日は厨房の川口が担当させて頂きます。
今回のブログのテーマはタイトルにもある『デセール』!
あまり聞き馴染みがない方も多いと思いますが、簡単に言うと『デザート』と言う意味になります。
元々、デザートという言葉の語源がフランス語の「dessert (デセール)」に由来しています。
この「dessert」は、「食事を下げる」「食卓を片付ける」という意味の「desservir(デセルヴィール)」から由来しています。
食事の最後という意味ですね。
食後のデザートといえば、ケーキやアイス、プリンなどなど。大きな括りではデザートビュッフェなんかもありますね!
その中でも『アシェットデセール』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
アシェットとはお皿を意味します。
つまり、『皿盛りのデザート』という意味になります。
このアシェットデセール。まさにお皿をキャンパスに見立て、パティシエのイメージを一皿に落とし込む。
食べるアートとも言われます。
特にレストランやウェディングの場でもコース料理の最後を締めくくる大切な役目を持っています。
お皿の上にメインのスイーツを乗せ。
旬のフルーツ、アイスやシャーベットを添えて。
アクセントとなるクリームや、ソースでお皿を華やかに飾る。
お皿の上は自由です。
しかし全ては計算されています。
旬の食材を使い。
甘味、酸味のバランス。
温かい冷たい。温度のコントラスト。
そこに食感のアクセントを加え。
一皿を最後まで美味しく味ってもらうために。
結婚式の料理を締め括る一皿に注目して頂ければ幸いです。