先日、友人の結婚式で沖縄に行ってきました
その友人は入籍をして、子供も2人いました
ひとりは2歳くらいの女の子
もうひとりは最近生まれたばかりの男の子です
あたたかい海辺での挙式のあとには、アットホームな披露宴がはじまりました
今日ふたりは新郎新婦です
でも、その2歳の女の子にとってはパパとママでした
『ママ~!』とても活発なその子は、
ウェディングドレスを着た彼女にいつものように走って抱きつきます
目線を合わせるために彼女がしゃがむと
ほっぺたに優しくちゅうをしました♪
そんな見ていて、可愛くほっこりする家族の結婚式
とても穏やかな時間が流れていました
ですが、そのあと不思議なことがおこりました
披露宴もお開きに近づき
会場がすこしずつ薄暗くなってきた頃
その女の子は席を立って1人で会場の隅の方へ歩き出しました
新婦の手紙のときでした
『心配だからちょっと見てくる。』
私の友人の1人が立ち上がり、ゆっくりと近づきます
ほほ笑みながら、歩き回っていました。
そして、そのまま席に戻ろうとはしませんでした
『眠くなったのかな? 退屈しちゃったかな?』
誰もがそう思っていました。
ですが、そうではありませんでした。
薄暗い中で、かろうじで見えたものがありました。
それは静か流れる涙でした。
『 もしかして、ちゃんと分かるのかな。』
泣いているところを気付かれないように元気にふるまうその子に
私達はとても驚きました
やっと迎えられた結婚式
その子自身も感じ取っていたのかなと思いました
ラピスアジュールでも、お子様と一緒に迎える
家族ウェディングがあります
2人が愛を誓う挙式
お子様達は、一番前の席に座って、
おふたりを見つめ
その小さな手から祝福の拍手を贈ります
『 どんな気持ちで見つめてるのかな 』
少しでも、寄り添えたら嬉しいです
ラピスアジュール 馬場